私たちが子どものころにはなかった携帯電話やパソコンが今や当たりまえになり、インターネットを通じて膨大なデータにアクセスすることが可能な社会がやってきています。世の中ではテクノロジーによる産業の変化、ライフスタイルの変化の波が次々と押し寄せています。
これからの未来はどのようになっていくのでしょうか? 私たちにはどのような未来が来るかはわかりませんが、一つだけ言えること、それはどんな世の中になろうとも、一番問われるのはその人の持つ人間性ということです。どれだけ社会がテクノロジー化しようと、それを扱う人間の心根の部分が育ってなければ、荒涼たる時代が訪れるだけです。
私たちは、好奇心旺盛な子どものときに、より感受性を高め、人間としての“根”を広げ、個々の可能性を高めることができるお手伝いができれば、と考えています。子どもたちの心に児童文学という“栄養素”を提供し続けて行きます。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
代表 木下 泉(KINOSHITA IZUMI)
1954年東京都生まれ。立教大学卒。趣味・登山。赤い鳥のこころ児童文学普及研究会代表。日本初の音楽著作権管理団体となる水星社代表取締役。2018年より珠玉の児童文学作品を収めた「赤い鳥」をテレビアニメ化した「赤い鳥のこころ」を子どもに広める活動を開始。
父はテレビアニメ「赤い鳥のこころ」のテーマ曲やテレビドラマ水戸黄門のテーマ曲「ああ人生に涙あり」やアニメ「カリメロ」などのテーマ曲の作曲家として知られる木下忠司。またテレビアニメ「赤い鳥のこころ」を企画し、製作著作を行なったK&Sは現在水星社と合併している。